「親の言葉は自分の永遠」

格言 「親の言葉は自分の永遠」 葉山カフェ・テーロにて 濱野成秋    戦前は「親孝行」を徳目の第一に挙げていたが、現在は、個人主義のエゴを良しとする風潮からか、自分が第一であり、自分が幸せを求めて、何が悪い、となる。だ […]

現代短歌論評

河内裕二 日本浪漫学会主筆   本文はこちらをクリックしてください。  

日本浪漫歌壇 春 皐月

日本浪漫歌壇 春 皐月 令和四年五月二十一日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    歌会の開催された五月二十一日は二十四節気では小満と呼ばれる。『大辞泉』によると「草木が茂って天地に満ち始める」とい […]

日本浪漫歌壇 春 卯月

日本浪漫歌壇 春 卯月 令和四年四月十六日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    春に三日の晴れなしと言われるが、歌会当日は前日の雨も上がり晴天となった。四月十六日午後一時半より三浦勤労市民センター […]

日本浪漫歌壇 春 弥生

日本浪漫歌壇 春 弥生 令和四年三月十九日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    春の訪れを感じられる三月十九日、午後一時半より三浦勤労市民センターで三浦短歌会と日本浪漫学会の合同歌会が開催された。 […]

日本浪漫歌壇 冬 如月

日本浪漫歌壇 冬 如月 令和四年二月十九日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    歌会の行われた二月十九日頃から二十四節気では雨水となる。降る雪が雨へと変わり、積もった雪や張った氷が溶け始めることを […]

日本浪漫歌壇 冬 睦月

日本浪漫歌壇 冬 睦月 令和四年一月二九日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    一月は一年で一番寒い月である。気象庁によれば、昨年の一月の東京の平均気温は五・四度だが、今冬は全国的に例年より気温が […]

日本浪漫歌壇 秋 霜月

日本浪漫歌壇 秋 霜月 令和三年十一月二七日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    毎年十二月になると清水寺でその年を表す漢字が発表されるが、アメリカでは辞書大手のメリアム・ウェブスターが、十一月中 […]

日本浪漫歌壇 秋 神無月

日本浪漫歌壇 秋 神無月 令和三年十月十六日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    「読書の秋」という言葉がある。言葉の由来とされる韓愈の漢詩の一節「灯火親しむべし」は「秋の夜は灯りをともして読書す […]

自分に内在するサロメ

『白亜館の幽霊』作者  濱野成秋      ワイルドの『サロメ』は出版後百年を経ても読者の憑りつく魔物である。僕には2度にわたって憑りついた。最初は大学1年のころ、まだ僕が大阪から東京に出てきて間がない少年だった。血の滴 […]