「別れの一本杉」と心の故郷
河内裕二 令和3年4月1日 1.心に響かぬは歌ならず ミュージックはあるがソングはない。 作詞家の阿久悠の言葉である。ほとんど歌詞が聞き取れない歌がミリオンセラーになる歌謡界の状況を憂えて彼はそう述べた。歌謡曲がJ-PO […]
河内裕二 令和3年4月1日 1.心に響かぬは歌ならず ミュージックはあるがソングはない。 作詞家の阿久悠の言葉である。ほとんど歌詞が聞き取れない歌がミリオンセラーになる歌謡界の状況を憂えて彼はそう述べた。歌謡曲がJ-PO […]
三浦短歌会との合同歌会 令和三年三月二七日 記録と詞書 日本浪漫学会 河内裕二 毎年気象庁から東京の桜の開花宣言が出される。今年は三月十四日で、昨年と同日の二年連続の観測史上最も早い開花日となった。桜 […]
三浦短歌会との合同歌会 令和三年二月二七日 記録と詞書 日本浪漫学会 河内裕二 春を思わせる陽気が続いたかと思うと真冬のような寒さに逆戻り。三寒四温とはよく言ったものである。晴れ渡るも風はまだ冷たい。 […]
日本浪漫学会副会長代理 河内裕二2021年2月10日 日本浪漫学会は、先人が大切にしてきた日本人の心を世界と後世に伝えてゆく活動を行っている。濱野成秋会長は和泉流宗家とは三十年に及ぶ親交を続けられており、この度神田明神で […]
三浦短歌会 一月歌会詠草 令和三年一月三十日 濱野成秋 短歌の結社としてはもう古い方に属するだろう。今年で七十四年になる三浦短歌会。神奈川県の三浦半島を城ケ島に向かったところにある。 正月三十日、宗匠の三宅尚道 […]
短歌詠草 令和二年二月十七日 東京府中 河内裕二 近所の公園の光景もどこか生きづらい世の中に見えてくる。 梅雨時の南風を黒南風といふとか。 黒南風くろはえに蓮より落ちる水玉に 揺 […]
令和二年三月十八日 東京府中 河内裕二 令和二年三月、山形の庄内に暮らす親友を訪ねた。その際に遊佐の吹 浦や鶴岡の羽黒山を巡る。吹浦西浜海岸の岩礁には二十二体の磨崖仏 があり、説明によれば、地元海善寺住 […]
令和二年二月、JR横浜駅西口キリンシティにて集い会う 宵闇のグラス弾ける春今宵ロウマンの風友と語らふ 港区白金 紅竹みずほ 国鉄からJRへ。この異郷の街ヨコハマにて集ひて 夕暮れのビルの二階でのむ麦酒ばくしゅ行方定 […]