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出雲尼子氏の源流を求めて

日本浪漫学会主催 第二十五回「浪漫うたの旅」   歴史探訪   出雲尼子氏の源流を求めて              日本浪漫学会 福田京一      近江の海夕波千鳥汝が鳴けば       心もしのに古思ほゆ     柿 […]

シェイクスピア時代のパンデミック

福田京一 2020年7月18日現在、世界の新型コロナ・ウイルスの感染患者数が約1400万人に、死者は60万人に達したとニュースが伝えている。感染が収まっているように見える地域では、第2波、第3波が必ず来るだろうと感染症の […]

二人のマクベス論

(考現学エッセイ) 男の「浪漫」と「挫折」 日英にみる二人のマクベス 福田京一 はじめに 卒業式と聞けば思い出すのは昭和29年(1954年)の春、小学校の講堂で唱った「仰げば尊し」(1884年)である。 この年、日本は朝 […]

宴のうた

令和二年二月、JR横浜駅西口キリンシティにて集い会う 宵闇のグラス弾ける春今宵ロウマンの風友と語らふ  港区白金 紅竹みずほ   国鉄からJRへ。この異郷の街ヨコハマにて集ひて 夕暮れのビルの二階でのむ麦酒ばくしゅ行方定 […]

ロマンティシズム雑感

同志社女子大名誉教授 福田京一 合理主義、理性、物質主義、科学、慣習と制度と法律、伝統、古典主義、現在、他者などに対する反措定として感情の発露を原動力とするエゴ(自我)の営みがロマンチシズムであると大雑把にとらえてみれば […]