Q&A2 会費その他の費用やその徴収方法
        Q 愛媛県   匿名
        A 本学会会長 濱野成秋
 
 会費納入方式と金額、追加金はあるの?
 
Q 会費は一万円だそうですが、年払いですか?
 
A そうです。年1回、4月に振込んで頂きます。
 
Q それで応募は自由ですか? 回数によって追加金が出ますか?
 
A 応募は何回でも自由ですが、長短が極端に異なりますので、長いものの審査や掲載に費用が発生します。
 
Q 長いものって?長詩は? 30枚ぐらいの評論でも?
 
A いや、そのぐらいなら、中身さえよければ追加料金は要りません。ですが、50枚以上の中編や長編、イラスト入りの評論など、100枚とか、増えると査読、編集、電磁掲載などに費用がかかります。まえもって了解頂いてからの掲載になります。
Q 会費は自動引き落とし方式ですか?
 
A いえ、自動引き落としは会員側に不安を与えます。勝手に割高に引かれるとか、不安も伴いますから、致しません。各自、会員番号を付して会員が自分で振り込む方式です。
 
Q 振込用紙が送られてくるのですか?
 
A よく郵便局扱いではその用紙を用いますが、それは紛失するなど、却って整理に手間取って、納入したかどうか不明になるので、全部、三井住友銀行逗子支店の学会口座に自主的に振り込んで頂く方式にしています。必ず会員番号を頭書してからお振込みください。
 
Q 会員の個人々々が自発的に会費納入するのは理想ですけれど、その場合、振込みを忘れがちになるかと思いますが。
 
A はい、4月末日で調べて未納者にはメールで催促します。
 
Q ずいぶん未納者が出るでしょう?
 
A 意外と少ないです。なぜなら、令和オンライン万葉集に収録されるという気概があるから、帰属感や責任感がしっかりあるから問題ないのです。
Q&A3 コロナウイルスの影響は?
        Q 東京都 大森地区 文士村保存会
        A 本学会会長 濱野成秋
 
 都市圏の結社では活動がストップしたままですが
 
Q 浪漫学会はオンライン方式ですから、コロナウイルス騒ぎは全くないに等しいですか?
 
A はい、おっしゃるとおりで。むしろこの時期、自宅待機の期間を利用して書いて下さる練達の方々からいい原稿がもらえて快調なくらいです。
 
Q いつぞや平成天皇が皇太子時代にご学友だった岩倉具忠先生をお招きして、葉山の東伏見の宮邸で室内楽をたのしみ、岩倉先生の体験談と和泉宗家の三番叟をたのしみました。そんなこともまた出来るのを楽しみにしていますが。
 
A はい、日本浪漫学会ではこの宮様のご別邸で2020年の⒒月1日に会合を持つ予定ですが、さすがコロナウイルスを退治してからでないと実現できるかどうか、今の段階では断言できません。それにオンラインだけでは人間関係が希薄になるので、コロナが治まったら、地域社会に密着した結社同様に親しい会合をしたいと考えています。今はこれは出来ませんけれども、だから却って、皆さんに考えて頂く命題を頂戴したつもりで訴えかけています。
Q それはどういうことですか?
 
A コロナという不可解な病原体のために、いままでとても元気だった人があっという間に死ぬ。これは古来から言われる「うたかたのような人生」そのものです。『方丈記』にも冒頭、それを書いていますし、「拠り所なき人生」に身を漂わせるというのは芭蕉の『奥の細道』にある「いつ果ててもそれが人生」とする「旅人」の宿命のようなもの。ならばそれを歌に詠むべし。憶するな、窮するな、この浮雲のような人生を日本浪漫学会は真正面から捉えて創作活動につなげていこうと頑張っています。
 
Q 全国にある結社とは根本からして違う存在なのですね。
 
A ええ、オンラインという一種の発表媒体がその一つ。
 
Q もう一つは?
 
A えりすぐった作品だけに与える永遠性とトランスグローバリズムです。
 
Q と言われると?
Q&A4 自分の作品と有名歌人との違いは?
        Q 大分県 大分市 匿名
        A 本学会会長 濱野成秋
 
 結社の秀句秀歌が忘れられ消えていくのは惜しい
 
A 全国各地の結社の方々と交流していてよくわかるのは、作品の質がじつにまちまちであること。別に上手になろうとも考えてない人も多い。
 
Q だから月並み会は月並みだといわれる。
 
A いや月例会で秀歌や秀句も生まれている。偶然かもしれないけれど、とても哲学的なものや、至純な情念の露わになったものも。でもそれが会活動のルーティーンの中で埋没してしまう、それが惜しい。作ったご本人だけが心に秘めていても、それはやがて忘却の彼方に追いやられて消えてしまう。
 
Q ということはこの学会に入ってもいずれは果てて消えていく運命をたどると思っていましたが、違うのですか?
 
A 違いますよ! だから作ったのです。秀句や秀歌はこの先何百年も、他の秀句秀歌と共に読まれるように、タイムカプセルにして、データを流布し、遺していこうと考えています。だから…
 
Q だから?
 
A 自分の結社は結社で作歌活動はつづけて下さい。でも、沢山の詠草の中から、これは遺したいなと思うものはぜひ当学会に応募して、世界中の人々に読んでもらおうではないですか、それが人々の心の癒しになり、文化遺産になるのです。
Q&A5 文壇歌壇と庶民文化を区別すべきか?
        Q 大分県 大分市 匿名
        A 本学会会長 濱野成秋
 
 近現代を一つに。職業作家とアマチュアの区別なし
 
Q この学会では秀歌は一流歌人の秀歌と同列に扱われる。混乱が起きる?
 
A なぜですか? 有名歌人の短歌は全部、無名人より優秀と決まっているのですか? 才能のある文人でも歌人、俳人でも、心が創作に向かっていず、むりやり締切が迫っているから書いたものには、ろくなものがありません。たほう、至純な心の素人が素晴らしい感動する作品を書くことがある。古典でも現代文学でも同じです。
 
Q でも斎藤茂吉と自分の作品と同列では、大それたことをしたような…
 
A それは謙遜心から出たセンスで、自然な感情です。でもね、秀歌はどんな人の口から出るか、そんなこと、決めつけられないですよ。有名人ならいつも秀歌で無名の人の作はいつも取るに足らないとは言えません。
 
Q そういえば有名歌人でも平凡な歌を沢山つくる。
 
A はい、心境の変化で凡庸なものしか出ないこともしばしばあります。たほう、思い詰めた凡人が非凡な発想で習作を書くこともしばしばある。当学会としては「令和オンライン万葉集」編纂に当たり、明治以降、近現代を序列関係なしにひとまとめにしたい。それが短編でも歌謡でも、西条八十の歌謡や芥川の短編に匹敵するものを見つけ出したい。だから自作が有名作家の習作と並んでも恥ずかしがることはありません。アートに上下関係をつけたがるセンスこそおかしいのです。